【開催レポート】NEW WORKING ワークゼミを開催しました!

2026年9月12日、日野市ビジネスコンテスト「NEW WORKING」のワークゼミを開催しました。

NEW WORKINGは、日野市内で事業アイデアを持つ方を対象に、そのアイデアを具体的な事業へとブラッシュアップしていくビジネスコンテストです。

今回のワークゼミでは、エントリーいただいた皆さんが自身のアイデアを改めて整理し、一次書類審査に向けて「なぜこの事業を行うのか」「どのような事業にするのか」「どのように実現していくのか」を考えていきました。


【開催概要】
日時:2026年9月12日(土)14:00~17:30
会場:日野市多摩平の森産業連携センター PlanT イベントスペース
主催:株式会社タウンキッチン
後援:公益財団法人東京都中小企業振興公社


まずは、自分のアイデアを「人に話してみる」

ワークゼミの前半では、自己紹介・他己紹介を兼ねたペアワークを実施しました。

まずは2人組になり、自分が考えている事業アイデアを相手に説明。その後は4人組となり、今度は話を聞いた相手が、アイデアの持ち主に代わってその内容を紹介しました。

アイデアを形にしていくうえで大切なのが、頭の中だけで考え続けるのではなく、一度「外に出してみる」ことです。

人に話してみることで、「どこに興味を持ってもらえたのか」「どこが伝わりにくかったのか」といった反応を知ることができます。
その反応をヒントに、言葉の選び方や伝え方を見直していくことも、アイデアをブラッシュアップする一つの方法です。

自分では分かっているつもりでも、いざ誰かに説明してみると、改めて整理が必要な部分に気づくことがあります。

今回のワークでは、そんな「人に話すこと」から、事業アイデアを見つめ直していきました。


「なぜ・なにを・どのように」から事業を整理する

続く講義では、一次書類審査に向けて事業アイデアを整理するための考え方を学びました。

ポイントとなったのは、
「なぜ、やるのか」
「なにを、やるのか」
「どのように、やるのか」

という3つの視点です。

「なぜ」のパートでは、事業を考えたきっかけや自身の思い、創業に至った理由、将来描いているビジョン、自分自身が持っている強みや人脈、ノウハウなどを整理しました。

講義では、「何をするのか」だけではなく、「なぜそれをするのか」を周囲と共有することの大切さについても取り上げられました。

事業を一人だけで進めていくのではなく、思いやビジョンに共感してくれる仲間や応援者、顧客、企業、行政などとのつながりをつくっていく。そのためにも、自分自身が事業を行う理由を言葉にしていくことが重要になります。


「誰に、何を届けるのか」を具体的に

「なにを」のパートでは、商品やサービスの内容だけではなく、想定する顧客、価格、規模・数量、場所、曜日・時間帯、そして「なぜその商品やサービスが選ばれるのか」といったところまで考えていきました。

さらに、事業を考える際には、想定する顧客について深く知ることも重要です。

その人は普段どのように時間を使っているのか、何にお金を使いたいと思っているのか、どのようなことに困っているのか。

漠然と「多くの人に利用してほしい」と考えるのではなく、実際に利用する人の姿を具体的にイメージしながら、商品やサービスについて考えていきました。


アイデアを「実現できる事業」にしていく

「どのように」のパートでは、事業を実現するための具体的な方法について整理しました。

顧客への広報・周知方法、材料の調達、人員体制、想定されるリスク、今後の計画に加え、資金計画や収支計画についても考えていきます。

どれだけ魅力的なアイデアであっても、継続していくためには「どのように売上をつくるのか」「どのくらい費用がかかるのか」といった視点も欠かせません。

講義では、客単価や客数などから売上を考える方法や、原価、人件費、賃料などの費用と利益との関係についても学び、事業を数字の面から考えるポイントを確認しました。


ゴールを描きながら、まずは「次の一歩」へ

講義のあとは、ワークと個別相談を行い、それぞれの事業アイデアについてさらに整理を進めました。当日のプログラムは、講義に加えて約1時間のワーク・個別相談が設定されています。

事業を考えるときには、最終的に実現したい姿を描くことと同時に、そこへ向かうための「次の一歩」を決めることも大切です。

すべてを最初から完成させるのではなく、まず動いてみる。そして、その結果から学び、また考え、次の行動につなげていく。

今回のワークゼミは、それぞれが持っている事業アイデアを改めて言葉にし、具体的な形へ近づけていく時間となりました。


次は、一次書類審査へ

NEW WORKINGは、ここから一次書類審査へと進みます。

一次書類では、事業サマリーや申請者情報、事業アイデアなどを提出し、「アイデア実現への熱意」「実現に向けた計画性・継続性」「ビジョンに対する共感性」「まちへの貢献性」といった視点から審査が行われます。

今回のワークゼミを通して整理したことをもとに、それぞれのアイデアがどのように磨かれ、形になっていくのでしょうか。

今後のNEW WORKINGにも、ぜひご注目ください。