2025年7月1日(火)、多摩平の森産業連携センターPlanTにて、令和7年度第1回「日野市SDGs事業者交流会」を開催しました。
本交流会は、SDGsに取り組む市内企業や団体がつながり、学び合い、連携のきっかけをつくる場として定期的に開催しており、今回も満席での実施となりました。

登録事業者による取組発表
今回は、日野市SDGs推進事業者として新たに登録された3社の皆さまに、自社のSDGs取組について発表いただきました。
▶ むさしITサポート(代表:能勢 真美 氏)
母親・会社員・そして副業起業家という立場を活かし、多様な働き方の実践者として登壇。
地域の中小企業をITで支援する傍ら、子どもたちに向けたプログラミング学習の場づくりにも取り組んでおり、「働きがい」と「教育」の両面から社会課題に挑戦しています。

▶ JCOM株式会社 東京西技術センター(副センター長 中村準氏/人事管理グループ長 鈴木紀彰氏)
通信インフラ企業としての社会的責任を果たすため、地域で活動する社員が定期的にインフラ(NTTの電話線、ケーブルテレビなど)の見回りを実施。JCOM全社のサスティナビリティな取組と東京西技術センターとして教育支援の取り組みや社内のダイバーシティ推進も紹介されました。

▶ 株式会社FC&S(代表取締役:小谷野 大樹 氏)
食肉加工時に廃棄されがちな**豚皮(トンピ)**に着目し、独自の加工技術で製品化に成功。
資源循環・フードロス削減といった環境面での貢献に加え、子ども食堂の開催などSDGsの複数ゴールにまたがる取り組みが紹介されました。

🎖 SDGs推進事業者 登録証交付式
発表企業3社には、日野市より「SDGs推進事業者 登録証」が交付されました。
この登録は、持続可能な社会の実現に向けて事業活動とSDGsを結びつける市内企業の取り組みを後押しするものです。
※日野市SDGs推進事業者登録制度について(~令和7年7月29日(火)まで申請受付中)
🏆 SDGs特別賞受賞プラン紹介
PlanTビジネスプランコンテスト2024でSDGs特別賞を受賞した
ひのたま不動産株式会社(代表:坂本 祐人 氏)によるプランを紹介。
「~持ち帰りが当たり前の社会へ~ 地域で作る・皆で使う 持ち帰り容器」は、会食で残ったご飯を持ち帰る文化を当たり前にしようという提案。地域業者のスポンサーロゴを入れてご当地ならではの容器で環境負荷低減と地域経済活性化を両立しようというプランです。

🔄 SDGsトークカード交流会
後半は、SDGsの17ゴールをもとにした「SDGsトークカード」を使った交流会を実施。
参加者同士がテーマに沿って対話することで、名刺交換だけでは終わらない事業の背景や課題への共感が深まりました。



💬 参加者の声
- 「普段あまり意識していないSDGsを考えるきっかけになりました。ありがとうございます。」
- 「SDGsトークカードがあったおかげで話やすかったです。毎回良い刺激をいただきました。」
- 「日野市でSDGsを行っている事業主さんや事業内容を知れてよかったです。」
- 「様々な取り組みアイディアが浮かびました!」
✨ 今後に向けて
日野市では、今後もSDGsに取り組む事業者同士の学びと交流の場を継続し、地域全体の持続可能性の向上を目指してまいります。
次回の開催もどうぞお楽しみに!
※本交流会は、日野市SDGs推進事業の一環として実施しています。