晩夏に近づきつつも、まだまだ夏の熱気が冷めやらぬ8月22日の夜、ここPlanTでは11回目となるPlanTビジネスカフェを開催しました。今回のスピーカーは杉本朋哉さん。
杉本さんは、以前PlanTで学生コンシェルジュとして活躍し、学生がならも社交的でライトな雰囲気の接客が好評でした。
今回のタイトル「逆境の中でも変わらぬミッションで事業をアップデートし続ける理由」にもあるように、若き起業家である杉本さんは、さまざまな逆境を経験。その都度、自身や周囲の課題を解決するべく新たな試みを考案し、事業として取り組みながらその法人化も行ってきました。
最初に起業を考えた時、まだ大学生だった彼は、大学を辞めて起業することに家族が反対。その関係性に悩み、育った家を出て縁もゆかりもない方のお家に半年間滞在したそう。そういった経験などから、新しい家族の在り方を考えてアクションを起こします。
その後は、地方創生のキーワードも視野に入れ、首都圏だけにとどまらず、さまざまな地域に自ら飛び込んで、新たなネットワーク作りにもチャレンジ。
地域社会で生活を営んでいる地方の家庭と、自然豊かな地域にホームステイをしたい大学生や子連れ家族をマッチングするプラットフォームサービス「田舎ホームステイ」の立ち上げや、山形県の事業であるコレクティブ・インパクトにボードメンバーとして参画。さらに日本で初めてのお寺で暮らせるプラットフォーム”寺あんご”をリリースし、若さとバイタリティーで、複数の事業を手掛けています。
杉本さんのお話の後には、PlanT価値創出連携コーディネーターの有賀氏とのクロストークがあり、そこでは、一つ一つの事業や、彼の今日までのバッググラウンドについて、掘り下げながら聞いていきました。
20代のエネルギッシュな彼から発せられる、経験に基づいたミッション、そしてビジネスに対する独自の視点などを熱い語り口に、参加者の方も大きなうなずきを交えながら聞き入っていました。
PlanTでは、今後も皆様の新しい取り組みに役立つセミナーを開催してまいります。ぜひご参加ください。