【開催レポート】PlanT起業家支援ピッチイベントvol.8~日野市の課題を解決しよう~

2025年11月19日(水)、多摩平の森産業連携センターPlanTのラウンジにて「PlanT起業家支援ピッチイベント vol.8」が開催されました。

イベントはコメンテーターの一般社団法人Herstory代表理事 山下まんぼぅ氏の基調講演「応援される起業家になろう」からスタート!ご自身の経験から「隙」を作ることも必要ではないかというお話が。登壇前の発表者だけでなく観覧者にも深く刺さるメッセージでした。

今年度のピッチイベントでは、毎回テーマを設定しています。今回は「日野市の課題を解決しよう」です。

登壇者①:安藤 賛 氏  発表テーマ:用水路と田んぼを防災資産に!「スポンジシティ日野」構想

実は用水路のまちである日野市。支線を合わせると市内を流れる水路の長さは都内最長なのだそう。
用水守も務めている安藤さんは「日野市はスポンジシティと言えるのではないか」という視点から、「水と生きる治水」を推し進めるとともにその広報の事業化を提案しました。水を拒むのではなく共に生きるという捉え方に関心が集まりました。

登壇者②: 堀越 保和氏  発表テーマ:支援の思いを“見える化”する共感翻訳サービス

放課後等デイサービス・児童発達支援施設などで生まれがちな「支援の切れ目」。20年以上の現場経験でここに課題を感じた堀越さんは「共通言語の必要性」を訴えました。支援者や保護者が同じ基準で課題を評価できるシステム「共感翻訳サービス」は、そのネーミングにも注目が集まりました。観覧者の方からは子どものためにもぜひ実現を、との声があがりました。

体調不良により登壇者はお二人になりましたが、それぞれの発表後に各コメンテーター・観覧者からの質疑応答やアドバイスの時間を多くとることが出来ました。今回はフィードバックシートも記入して頂き、登壇者へお渡ししています。
交流会も盛況で、充実した2時間でした。

次回のピッチイベントは3/11(水)に決定しました!コンテストではなく発表することそのものがブラッシュアップにつながるのがピッチ。次はあなたのエントリーをお待ちしています。