【開催レポート】PlanTビジネスカフェ番外編「だれでもわかるDX時代のデータドリブンな思考法〜スマホのAIになったつもりで考えよう〜」

2022 年 9月 22日に開催されたPlanTビジネスカフェ番外編。今回のスピーカーは(株)TERMINAL Q代表取締役CEOの名取磨一氏です。

ビジネスプランコンテスト2019のグランプリに輝いた名取氏に、製造業界全体の課題を「ビッグデータを活用して、どう解決していくか」を中心にお話頂きました。

ワークショップでは”参加者がだしたデータとデータを組み合わせながら最適解に近づく感覚を実践していきました。

“一元管理されたビッグデータを活用し、業務フローを改善

突然ですが、製造業で最も紙を使用する業務は何だと思いますか?

それは…見積もりのやり取りです。名取氏が代表を務めるTERMINAL Qは

・見積もり

・受発注

・決済

月間

上記のやり取りを、オンライン上で完結できるクラウドサービスを提供しています。

今回のタイトル「だれでもわかるDX時代のデータドリブンな思考法〜スマホのAIになったつもりで考えよう〜」にもあるように、見積もりの段階で使う紙の量 / メール / 電話 / FAXでの確認作業に割くエネルギーを普段の業務で貯めた一元管理されたビッグデータを活用し、業務フローの改善に成功した名取氏。

当初は”見積もり作業に対する情報を1 対 多数でやりとりするサービスはないか”と考えていた名取氏。その解決のきっかけをSNSに見出し「見積もり作業の情報のコミュニケーション化」のアイデアを具現化していきました。

データの組み合わせたがアイデアを生み「サービス」に変わる

“スマホのAIになったつもりで考える”ワークショップでは「最適解を出すためにどんなデータが必要か」を考えながら行われました。最適解を出すためには膨大な量の情報が必要であり、抽出した情報から多様なアイデアが生まれることが体感できました。

名取氏は”データとデータを組み合わせたアイデア”をサービスに変え、そのサービスをどうDX化し、実践するかまで深く考えていらっしゃいました。

いま注目される「DX」をご自身が代表を務める会社にどう根付かせるのか。そして変化の激しい時代の中で、市場の優位性を維持し続けるためにビッグデータを活用しながら、企業と社会をより良くしていこうとする名取氏の今後の動向に注目です!

PlanTでは、今後も皆様の新しい取り組みに役立つセミナーを開催してまいります。

PlanTビジネスカフェvol.12

次回、PlanTビジネスカフェvol.12は2022/10/31(月)18:30〜20:00より
スピーカーに金子晃輝氏をお迎えし、「学生企業 x 地域活性 x 自立自走」をテーマに、地域課題解決型ビジネスのあり方をお話しいただきます。

詳細はPlanTのHPをご覧ください。https://plant-hino.com/plant12/