【開催レポート】夢を形にする熱量経営~地域に根ざし成長する飲食ビジネスの秘訣~ (PlanTビジネスカフェvol.32)

先輩起業家と語りあう、経営者の在り方

2025年5月22日(木)、日野市多摩平の森産業連携センターPlanTにて、第32回「ビジネスカフェ」を開催しました。

今回から新たに「先輩起業家と語りあう、経営者の在り方」というコンセプトを掲げ、スピーカーと参加者がよりインタラクティブに交流できる形式へと進化。実践者のリアルな声に触れ、対話を通じて経営の本質に迫るイベントとなりました。

今回のスピーカーは、株式会社North Village 代表取締役 北村 表現 氏。飲食業界で地域密着の多店舗展開を実現してきた北村氏に、起業の原点から現在の事業展開、そして未来への展望までを熱く語っていただきました。

北村氏プロフィール

学生時代に飲食業の魅力を体感し、テルモ勤務を経て、8年後に安定を手放して「猿屋一家」で修業。2017年に「藁ときどき豚」を開業し、翌年には「藁ときどき仔豚」を立ち上げ法人化。その後も地域に根差した戦略で成長を続け、2022年「中華酒場トヨチカ」、2024年には地元・昭島に「ワラとりどり」をオープン。熱量を持って人を育て、まちに愛される飲食店づくりを実践中。

トークテーマ

当日のトークは、以下の4つのテーマを軸に展開されました。

飲食の出会い 猿屋一家

人の繋がり 豊田の出会いと親友の漢気出資

町と業態のマッチングとチーム創り

やりたい事をやれる会社へ

学生時代のアルバイト経験から芽生えた飲食への情熱、親友の支援による起業、若いスタッフとの信頼関係を築くチームビルディング、そして社員一人ひとりの“やりたい”を事業化していく会社づくりまで。北村氏ならではの行動力と人間味が詰まったストーリーに、参加者の多くが引き込まれていました。

参加者の声(一部抜粋)

・起業の想いから事業展開まで、一貫した姿勢に感銘を受けました。

・飲食という業界を超えて、経営者としての在り方を学べた時間でした。

・北村さんのお店がなぜ楽しいのか、裏側の努力がよく分かりました。

・学生アルバイトへの指導法など、チームビルディングの実践が参考になりました。

・熱量経営の真髄が伝わってきて、自分の事業にも活かしたいと思いました。

・社会貢献や地域との関わりに重みを感じました。

・トヨチカファンとして、ますます応援したくなりました!

次回予告

次回のビジネスカフェvol.33は、株式会社cottonberry 代表取締役 高橋豊子 氏が登壇!

開催日:2025年7月26日(土) 10:30〜12:00

趣味からスタートしたハンドメイドを“食べていく仕事”に変え、作家の育成・販売支援までを行う高橋氏のリアルな起業ストーリーをお届けします。お楽しみに!