2025年6月26日(木)、多摩平の森産業連携センターPlanTのラウンジにて、「PlanT起業家支援ピッチイベント vol.7」が開催されました。 イベント冒頭では、コメンテーターの一般社団法人Herstory代表理事 山下まんぼぅ氏より、「起業するなら日野市で」という地域を作っていこうというビジョンが語られ、参加者の期待が一気に高まりました。

続いて、先輩起業家として登壇いただいた株式会社Familyinn代表取締役・杉本朋哉氏からは、「支援される側からする側へ」というご自身の経験が語られ、多くの参加者が刺激を受けている様子が見受けられました。

今年度のピッチイベントでは、毎回テーマを設定することとなりました。
第1回目の今回は、「50歳前後をターゲットにする事業を検討している方」による発表が行われました。
登壇者①:小室 李佳 氏 事業内容:終活お手伝いサービス

前回のピッチイベントに続いて登壇された小室さんは、「終活が人生を豊かにする」という強い想いを込めた発表を行いました。内容の充実に加え、プレゼンテーションスキルの向上も多くの支援者に伝わったようです。デジタル遺品やアルバム整理をテーマとしたセミナー開催に向けて、多くの関心が寄せられています。
登壇者②:角田 良樹 氏 事業内容:人生を身軽にするライフサポートサービス

「生前整理」に特化したサービスを展開する角田さん。サービス内容を「手放し」「思い出」「架け橋」と明快に分類する構成が高く評価されました。集客の課題や「生前整理」という言葉が持つ印象についても活発な意見交換がなされ、有意義な対話の場となりました。
登壇者③:たまい のぶこ 氏 事業内容:女性のための健康サポートビジネス

「フェムケア」という視点で女性の健康やライフステージに特化したサービスを展開するたまいさん。女性の健康が社会全体の健全な成長に不可欠であるという視点を広めたいとの想いが語られました。中小企業経営者へのアプローチ方法については、経営者として当事者にもあたる参加者の方々がご自身の経験を共有し、共に考える場となりました。
発表後の交流会も盛況で、登壇者・参加者間での情報や人的なつながりが活発に生まれました。こうした出会いの場が、事業の一歩を踏み出すきっかけとなる「ピッチイベント」の意義を改めて感じる一日となりました。