ここ数年で一番変化したことは、テレビ会議の機会が増えたことではないでしょうか。
リアルなコミュニケーションだとできていた会議での意思疎通や、企画案の伝え方などが、オンラインではできていないような気がする…。
そんな方の為に、今回駆けつけてくれたのが猪井操子(いい みさこ)先生です。
7月のオンラインツールの使い方セミナーは番外編として「オンラインで伝わる話し方セミナー」を開催しました。
フリーアナウンサーであり、スピーチ・コミュニケーション講師でもある猪井先生から「相手からどう見えているのか」を重視しながら、準備する機材から与える印象まで、話し方だけではない聞く人へのサービス精神を隅々まで感じさせる手法をいくつも教えていただきました。
(Zoom配信の機材を紹介する猪井先生)
例えば、画面に映っている自分の目線が下がってしまう問題に対しては、原稿を付箋でPC上部に貼っておくなど、すぐにでも真似してみたい工夫がありました。また今後OBSというシステムを用いて、自分がスライドの前に立って解説しているように合成しながら話すことのできるシステムを、試験的に実践されているとのこと。どんどん繰り広げられるオンラインでの伝え方のスキルに、惹きつけられていきます。
猪井先生が仰るように、オンラインでの繋がりの先には「リアルで会いたいと思われる」というゴールがあります。ただ上手く話すだけではなく、その人の魅力を引き出すことが新しいビジネスに繋がっていくことを期待したいと思います。